アボド
ペンサさんは、アカ族の村を歩き村人の相談に乗り、彼らを助けてきた。
「私はみんな(アカ族の人々)を信頼している。みんなのしている事を見ているとちゃんとしていて能力があるからね。彼らがサンタクロースタイプの援助を受けてもねえ…
時には、お金もうけをしにやってくるNGOの人々もいる。」
ノイさん
ペンサさんがここに来た時から、タイ人女性ノイさんが一緒にお母さんのように働いてきた。
「私はなぜ、子供達がここにいるのか説明したの。たくさんの人があなたの仕事に関心を寄せていると。そうやって子供達に自尊心を持ってもらいたいの。それは、一番大切なことだわ。働くことによって尊厳が生まれるのよ。」
ユイ
この寮を卒業したユイは新しい家庭を作りかけた矢先エイズに感染していることがわかった。
自分にもしものことがあっても娘のファがちゃんと育つようにこの寮に帰って、みんなと暮らしている。
ここでは子供達みんながファーの兄弟なのだ。

Copyright 2005, Junko Miura