豊かな自然に囲まれて、三世代同居一家で育ってきた愛ちゃん、元気いっぱい外で飛び回る、何の問題もないようにみえる愛ちゃんが、小学一年生の二学期になって、「頭が痛い、学校に行きたくない」と言い出した。どうして、学校に行けなくなってしまったの?木下家の一大事に家族は混乱し、おかあさんは、不登校の本を読んだり、専門家に相談したり、時にはその言葉に傷つき、一人になれる車の中で泣くこともあった。それでも、家族の理解を得られるようになり、居場所を探して、二人で職員室に通い、教頭先生たちと毎日を過ごすようになる。小学二年生になって、特別支援学級「ひまわり」の子供達がお散歩に出かけるのに出会い、「お散歩に行けるの、いいなあ・・・」という一言で、愛ちゃんは「ひまわり」学級の一員になる。

一九九八年の夏、三浦監督は、友人である、愛ちゃんの叔母さんに誘われて、初めて木下家を訪れる。そこで、小学三年生の愛ちゃんに出会い、そのいきいきとした毎日に魅了され、14年にわたって愛ちゃんと、お友達、家族の日常を撮影をすることになる。

 
             
  スタッフ 監督のブログ LINK 掲載情報 問い合わせ
             
    copyright 2014 Tristellofilms